ギャンブルが背負う十字架
ギャンブルの歴史は古いです。
ギャンブル行為が記録されている最古の文書は、4000年前に作られたエジプトのピラミッドから発見されています。
同様にエジプトでは、重心を中心位置からずらす小細工を施した3500年前のイカサマサイコロが発見されています。
このほかにも、インドでは3500年前、また中国では2300年前の遺跡から、ギャンブルについて記述された古文書が発見されました。
ネバダ州だけにかぎってみても、紀元前300年の遺跡からギャンブルが行われていたことを証明するものが出土しています。
ギャンブルは人間の存在とともにある古くて新しい、恒久的な行為のひとつなのです。
しかし、世界の主要な宗教は、ギャンブルについては厳しい認識を持っています。
イスラム教のコーランは、チェス以外のゲームを禁じています。
ユダヤ人裁判所では、職員や裁判における証人として、ギャンブラーは信用に値しないとして除外する慣例となっています。
ユダヤ教では、ギャンブルによって勝ち得た利益は窃盗と見なされます。
このように、ギャンブルは反社会的あるいは好ましくない行為として認識されてきました。
その結果、ギャンブルには、さまざまな犯罪行為がつきまとっていました。
そして、ラスベガスがギャンブルタウンとして形成されていく過程においても、まさにこの点が問題となってくるのです。